年を重ねるごとに垂れてくるお尻。気になりますよね。
スキニーを履きたいけどお尻に自信がなくて履けない。お尻をダボっとした洋服で隠してしまう方も多いのではないでしょうか。
でも安心してください!丸くキュッとあがった美尻は、40代、50代からでも十分取り戻すことができます。
正しい方法でお尻を鍛えれば、重力で垂れてしまった脂肪を筋肉が引き上げてくれるので、細身のパンツだって自信を持って着られるようになります。
美尻作りのためにやることはたった1つ、スクワットだけ。
またスクワットか…と思われるかもしれません。でもスクワットには美尻効果だけでなく、40代以上の女性に嬉しい効果がたくさんあるんです!
毎日スクワットをするだけで、引き締まった上向きのお尻になるだけでなく、前ももやふくらはぎも細くなり、さらに体力もついて疲れにくくなりますよ。
お尻を鍛えるメリット
スクワットを始める前に、まずお尻を鍛えるメリットをおさらいしておきましょう。
お尻を鍛える効果は美尻になるだけではありません。
お尻は体幹と脚を連動させる大きくて強い筋肉が集まっている部分なので、鍛えるとこんな効果が期待できます。
- 体力の格段の向上
- 姿勢改善
- 美脚作用
- 腰痛やヒザ痛の改善が期待
- メンタル強化
- 全身の筋力向上
加藤孝幸著「なぜあの人は“お尻から”鍛えるのか?」より引用
また、お尻を鍛えて筋肉をうまく使えるようになると、普段の生活でもお尻を使った体の動かし方ができるようになります。
歩く時や家事をする時などもお尻に刺激が入ることで、普段の生活がトレーニングになり、美尻効果がより一層アップします。
お尻を鍛えると脚が太くなる?
「スクワットをすると脚が太くなるから…」と心配な方も多いかもしれませんが、お尻と裏ももを鍛えるフォームで行えば大丈夫!
なぜなら、お尻や裏ももを使っている間は前ももを過剰に使うことはできないからです。
スクワットで脚が太くなっていた人はお尻をうまく使えていなかったのです。お尻を使えるようになれば脚が太くなることはありません。
鍛えてないのに脚が太い、階段をのぼると前ももがパンパンに張る、疲れやすい、腰痛や膝痛になりやすい方は、お尻を鍛えることで改善が期待できます。
お尻に効くスクワットのやり方
では早速、お尻に効くスクワットのやり方を説明していきましょう。
(やり方は「なぜあの人は“お尻から”鍛えるのか?」ら引用させていただきました)
まずスクワットをする前に「バウンドストレッチ」というストレッチを行い、お尻の筋肉を目覚めさせます。
バウンドストレッチのやり方
- 足を肩幅よりやや広く開き、つま先を45度開いてしゃがむ
- しゃがみきったところで軽くバウンドする(10回)
このとき、膝がつま先より前に出ないように、内股にならないように、猫背にならないように注意します。
また、足裏はまんべんなく接地させ、くるぶしの下に重心がくるようにしましょう。
体が硬い方は下までしゃがめなくても大丈夫です。自分のできる範囲で、膝とつま先の向きを一致させてバウンドします。
慣れてきたら回数を増やしていき、最終的に100回できるようになることを目標にしましょう。
スクワットのやり方
バウンドストレッチが終わったら、スクワットに入ります。 やり方はバウンドストレッチと同じ。バウンドする動作を立ち上がる動作に変えるだけです。
- 足を肩幅よりやや広く開き、つま先を45度開いて立つ
- 3秒かけてゆっくりしゃがむ
- 止まったところから地面を押すイメージで3秒かけて立ち上がる
- 10回繰り返す
バウンドストレッチ同様、膝がつま先より前に出ないように、内股にならないように、猫背にならないように気をつけます。
しゃがむ時に、お尻をぷりっと突き出してみる(股関節に手を置いて、太ももとお腹で挟み込むようなイメージ)とお尻に効いている感じがわかると思います。
バウンドストレッチもスクワットも10回ずつと回数は少ないですが、お尻でしゃがみ、お尻で立ち上がれているかを常に意識しながら毎日行うようにしましょう。
お尻を鍛えれば人生が変わる!
「最近お尻が垂れてきたなー」と気になっている方は、ぜひこのバウンドストレッチとスクワットを試してみてください。
10回も続かないという方は、昨日のブログに書いた「マシ理論」を使えば1日1回でもOKです。続けることを優先しましょう。

スクワットを続けることで体型が変わります。体型が変わると自分に自信がついて着る服も変わり、やがてあなたの人生が変わります。
また、人は健康になると気持ちが前向きになります。スクワットでお尻を鍛えると体力がついてポジティブになり、メンタルにも良い影響を与えます。
美尻だけでなく、健康とあなたの人生を変えるために「1日10回のスクワット」を続けてみてはいかがでしょうか。
スクワットのやり方はこちらの本を参考にさせていただきました。お尻を鍛えることの重要性と動ける体の作り方がわかりやすく書いてあります。良書です。