あなたは普段、自分の歩き方を気にしていますか?
あまり気にしていない方でも、ふとショーウィンドウに映った自分の歩き方を見て「自分はこんな歩き方をしていたのか!」と驚くことがあるのではないでしょうか。
猫背、膝が曲がっている、歩幅が狭い、ガニ股・・・などなど
私も、自分では颯爽と歩いているイメージなのに、窓に映る姿は全然違っていて、ショックを受けたことが何度もありました。
ちょっとした意識をするだけで、歩き方のクセは変えることができます。
せっかくスリム美人を目指すのですから、しぐさや立ち居振る舞い、歩き方なども美しくしていきましょう♪
ポイントは体の後ろ側
歩く姿を美しく見せるために大切なのは、ズバリ後ろ側を意識することです。
体の前側は屈曲する筋肉。折れ曲がって縮こまる性質があります。
ですので、前側の筋肉を使って歩くと前側の筋肉が縮こまってきます。前ももが太くなる、猫背、腰が丸まるなど、健康にも良くありません。
これに対して、体の後ろ側は伸展する筋肉なので、後ろ側を意識して歩くようにすると体が伸びて姿勢もよくなり、見た目も美しくなります。
まさにスリム美人の歩き方ですね。
後ろ側を意識した歩き方
では、体の後ろ側を意識して歩くにはどうすればいいのでしょうか。
それは「足を踏み出す時に、後ろ側を意識する」これだけです。
たとえば右足を一歩踏み出すとき。
❌ 右足を前に出す
⭕️ 左足で体を前に押す
後ろ足である左足で体を前に押すと自然に右足が前に出る。そんなイメージです。
このとき後ろ足をすぐ地面から離さずになるべく長く残しておくと、歩幅が広くなりより美しく見えるようになります。
また、この歩き方は後ろ足の力で前に進むので、前側の足にはほとんど力がかかりません。押されて地面につくだけ。
前ももではなくお尻や裏もも(ハムストリング)を使って歩くため、前ももの筋肉が太くなるのを防ぎ、自然とお尻やハムストリングも鍛えられて一石二鳥ですね。
腕も後ろ側を意識しましょう
もうひとつ歩く時に大切なのが腕の振り方。
足と同じように腕も後ろ側を意識して、後ろに振るようにして歩きます。腕を前に振るのではなく、後ろに引きながら歩きます。
肩が前に入ってしまう「巻き肩」の方は、手のひらを前に向けながら腕を引くと胸が広がり、肩が丸まるのを防いでくれますよ。
歩き方が変わると人生が変わる
今のあなたの歩き方は、長い間の習慣やクセでそうなったもの。すぐには変わらないかもしれません。
でも、後ろ側を意識することを続けていれば、脳がその動きを新しい習慣としてインプットしていきますので、美しい歩き方が自然とできるようになってくるはずです。
「意識する」と「意識しない」では、数年後の将来が全く変わってきます。背中を丸めてちょこちょこ歩く人と姿勢良く颯爽と歩く人、あなたはどちらになりたいですか?
意識すれば歩き方が変わります。歩き方が変われば体が変わります。体が変わればあなたの人生も変わります。
姿勢良く颯爽と歩くスリム美人になるために、今日からぜひ体の後ろ側を意識して歩いてみてはいかがでしょうか。